雨の日が続く梅雨の時期。
「朝整えたのに、会社に着くころには髪がボワッと広がってる…」そんな経験、ありませんか?
この時期は湿気の影響で、髪がまとまらずにストレスを感じる人がとても多いです。
今回は、美容師として日々たくさんの方の髪に触れている立場から、**“梅雨でも髪がまとまりやすくなる簡単なケア”**を3つご紹介します。
【1. ドライヤー前にオイルやクリームを】
梅雨時期に髪が広がる原因のひとつは、湿気による水分の出入りです。
髪の中に余分な水分が入ると、キューティクルが開いて広がりやすくなります。
そこでおすすめなのが、ドライヤー前のアウトバストリートメント(オイル・ミルク)。
髪をコーティングして湿気をブロックしやすくなります。
特にクセ毛や細毛の方は、重すぎないミルクタイプが◎です。
【2. 髪を完全に乾かす】
実は、8割くらい乾かして終わってしまっている方がとても多いんです。
半乾きの状態で寝たり外に出たりすると、湿気を吸って髪が広がりやすくなります。
梅雨の時期こそ、根元から毛先までしっかりと乾かすことが大切。
ポイントは、最後に「冷風」でキュッと引き締めること。まとまりやすさが格段に変わります。
【3. 分け目を毎日変える】
意外と見落としがちなのが、毎日の分け目。
同じ場所で分け続けると、その部分の根元がつぶれてボリュームのバランスが悪くなり、広がって見える原因に。
梅雨時期はとくに、分け目を左右に少しずらすだけでも、髪の収まり方が変わってきます。
ドライヤー時に根元をふんわり立ち上げてあげるのもおすすめです。
【まとめ】
湿気の多い梅雨の時期でも、毎日のちょっとした工夫で髪の広がりはグッと落ち着きます。
今回ご紹介したケアは、どれも美容室に行かなくても自宅ですぐにできる内容です。
まずはひとつだけでも、今日から試してみてくださいね。
※本記事は、美容師としての経験と、お客様から実際にいただいたお悩み・ご相談をもとに構成しています。
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